9月21日
さて,何処に行こうかな?
最近、日本の名車1975年製のKawasaki W1-SAを手に入れてレストアも完了し
『さて,何処に行こうかな?』
と、心ウキウキの毎日(ライダーにとって、こういう時が一番幸せなのかも...)。
これから秋も深まるし、家を早朝に出発し中央道、松本から安房峠を高山に抜け、ここで名物の高山ラーメンを食う(これが旨い)。そして五箇山から能登・氷見に下りて民宿泊、刺身を食い富山湾を眺めながらながら温泉にゆっくりとつかる。翌日は富山から日本海を左手に見ながら北上、糸魚川から小谷村、白馬を経由して渋湯田中温泉へと向かう、ここで泊。そして三日目は、軽井沢経由かまたは小諸/須玉経由で帰宅する...。う〜ん、実にWワン、ダフルな旅ではないかの〜。決行はこの秋だな。
で、そのWに乗ってみた。ギアチェンジは右で左足の使えない僕にはちょうどいい。
しかもシフトUPは1速→2速→3速、4速と前に踏み下ろしていく、シフトUPではなくこれではDOWNじゃない? だからブレーキはもちろん左。慌てるとついギアの方を踏んでしまうから危険だ。そんな風に「え〜と、え〜と」と常に頭で考えながらだから、ぶんぶんとは飛ばせない。「立ちが強く、寝ないバイクだ」と、聞いていたわりには60〜70kmで走っている分には反って安定感があっていい。
そしてそして、何と言ってもこのマシンの持ち味といえば、ド・ド・ドッと言うあの独特のキャブトンマフラーの、腹まで響く痛快なエキゾーストノート。流れ行く景色を楽しんだり、そしてまたサウンドを楽しんだりと、実に楽しいバイクなのだ。
 レストア前のW1SA。青梅の井上さんからいただいた。
このW1の時代から以後、バイクは大排気量化と高速化の中で進化した。乗りやすさと安定化の中でライダーたちは、早く走る事を念頭にライン取りばかりを意識する走りになってしまった。
が、ここいら辺りで時代はまた”のんびり行こうぜ〜”の観がある。スローライフ、スローフードの時代にはW1の心意気が再登場というわけなのだ。
今度のオフワン祭りにはこれで参加しようと思っている。
9月13日
至福の清流散歩
いや〜気持ちよかった! もう無茶苦茶気持ち良かったよ〜!!
今夏最後とも思われる新潟県魚野川水系の最源流の清流に洗われ、僕はとにかく身も心も爽快な気分になりました。
入院生活2年半、もう二度と行けないだろう? と思っていた新潟の僕の隠し沢(魚野川支流)に3年ぶりの釣りに行って来た。
普通の路ならいざ知らず、渓流の川底を歩く事など到底無理かな?と思っていたのだが、恐る恐る足を前に進めてみれば何とかヨチヨチ歩き程度だが歩く事が出来た。
あれは2年前の病院のベッドだった。夏休みを前にNHKのTV番組で登山家の田部井淳子さんが澄みきった渓流の中に入って、川の魅力について話していた。
渓流(魚釣り)が大好きで20年このかた渓流通いを欠かした事のない僕にとって、渓流は行かなくともその様相は手に取るように分かるのだった。しかし、その渓流にはもう行けないかも知れない、歩く事などもう出来ないかも知れないのだ?と思っていた僕にとってそのTVは見るのが辛かった...。
この日の釣果はゼロだったが、そんな事よりも、水が川が自然の美しさがたまらなく嬉しかった。体が自然の全てと一つとなって、その一体感がたまらなく心地よかった。
満ちあふれた生命の源に抱かれて、僕は体中がみるみる蘇生していくような気分だった。そして、たまらなくなった僕は着ていた服もズボンも脱ぎ捨てて体全体を水中に沈めた。透きとおって泡立つ清流と山の緑、そして、青い空。ありがとう!
 体中がみるみる蘇生していくような気分。
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